コンベクションオーブンの基礎知識

TWINBIRD コンベクションオーブン ブラック TS-4118B

 

さてここからはコンベクションオーブン(convection oven)について少し詳しく解説をしていきます。

 

もともと「コンベクション」という言葉は「対流」という意味です。ヒーター式の一般的な電気オーブンは誰でも普段からよく使っていると思いますが、この場合はオーブンの庫内の上下についているヒーターからの放熱で食材を焼き上げています。この上下からというのを更に進化させた方式がコンベクションオーブンということになります。

 

構造上の特徴は、ヒーター式の電気オーブン機能にファンも内蔵させている点で、それでオーブンの庫内やわらかい熱風対流を起こして、食材に対してじっくり火を通すようにして調理します。このじっくり火を通すというのがコンベクションオーブンの最大の特徴なのです。

 

ファンの効果は大きく、熱風は対流することでオーブン庫内の温度は一定の状態にすることができます。オーブン庫内の上下だけではなく、まんべんなく全体が熱せられるので、食材の焼きムラがほとんど出ないように考えられています。

 

コンベクションオーブンで料理をすると美味しいと言われる理由がここにあります。特にパンを焼けばよくわかります。その場合、外側はサクッと香ばしく、中はしっとりしているので、まるで高級専門店のパンのような感じに仕上がります。

 

肉を焼いても同様に、表面はパリッと焼け、逆に中はジューシーになります。その美味しさを経験したら、きっとコンベクションオーブンが欲しくなってしまうことでしょう。